「マイホームを購入したけれど、想定外の失業や病気で、住宅ローンが返済不可に」そんな状況になったらどうしますか?
今回はそんな状況の対処法などについてご紹介します。
住宅ローンが返済不可になりそうだ!というときの対処法
たとえば病気や介護による一時的な収入減によって、住宅ローンが返済不可になるかもしれないと感じたら滞納する前に銀行に条件変更の相談をしましょう。
一時的に返済期限を延長し、月々の返済額を減額する方法などを提案してくれます。
軽微な減額であれば長い期間の変更が認められるので、収入の回復見込み時期を考慮し減額幅を検討しましょう。
また、より低金利の金融機関に住宅ローンの借り換えを検討しても良いかもしれませんが、時間、手間、コスト(40~50万円ほど)がかかります。
他の対処法としては、アンダーローンであれば滞納して信用情報機関の事故情報名簿に登録される前に、家を売却することです。
売却金により完済できれば問題もなく、またリースバックという形で売却して、あとは家賃を支払って同じ家に住み続けることも可能です。
住宅ローンが返済不可、滞納が続けば競売にかけられる
住宅ローン返済不可の状態が続けば、最終的に下記の流れによって家が競売にかけられます。
●約3か月の滞納で金融機関から債務者に督促状・催告書が届く
●約6か月の遅延で金融機関が保証会社に住宅ローン一括支払いを請求し、保証会社が応じる
●債権が保証会社に移り、保証会社が家の競売を裁判所に申し立て、競売を実行
競売では相場価格の5~7割の安値で売却され、残債は一括払いを要求されます。
退去する際の費用も自腹で、競売の時点で情報公開もされるので周りにも状況が知られてしまいます。
住宅ローンが返済不可、競売にかけられる前に任意売却を
一方、任意売却という最後の救済措置といって良い対処方法があります。
任意売却とは、住宅ローンを3~6か月滞納している場合、またはオーバーローン状態の場合に、債権者の同意を得て家を売却することです。
メリットは、表向きは通常の不動産売却と変わらず安値で売買されることもなく、売買価格が良ければローン返済にそれだけ充てられます。
また引っ越し費用ももらえたり、残債を交渉によって月々の分割払いにしたりできます。
生活を立て直したい場合は、競売への動きが始まる前に、早めに不動産会社に相談することをおすすめします。
まとめ
安値で叩き売りされ、残債を一括払い要求される競売に比べれば、任意売却はメリットがあります。
通常の売却活動なので、周りに詮索される心配もありません。
住宅ローン返済不可で滞納が続いている状況で、最後の砦としての任意売却を選択しない理由はないでしょう。
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